純正品のトナーは通常メーカー保証のみとなっていますが、リサイクルトナーの場合は、純正品よりも充実した保証が付いている場合があります。
なかには、無期限で品質保証をする販売店もあるため、リサイクルトナーを購入する際には、リサイクルトナーの品質保証とともに購入後のサポートについてもチェックしておくことが大切でしょう。
リサイクル品であるため、純正品に比べて不具合が生じる可能性が高くなるのは仕方がないことではありますが、保証やサポートが整っている販売店を選ぶと経費削減にもつながります。
リサイクルトナーの品質を判断する基準としては、リサイクルトナーの品質基準やテスト方法を定めた世界的基準であるSTMC、日本カートリッジリサイクル工業会の判定基準であるE&Q、品質管理システムの国際規格であるISO9001などがあり、選ぶ際のひとつの判断材料とすることができます。
リサイクルトナーには、国内産と海外産の2つがあり、生産された国や地域、生産工場によっても品質が異なることがあります。なるべくなら、信頼度の高い国産品を選んだ方がいいでしょう。リサイクルトナーは、そのメリットやデメリット、選び方のポイントを踏まえて使用すれば、コストを大幅に削減できるとともに、環境保護活動の一端を担うこともできるものと言えます。